自分の心の声に耳を傾ける習慣
毎日仕事や家事で忙しく、あっという間に時間が経ってしまいますよね。責任を持って仕事はやり遂げたいし、家族や家のことも対応したい。誰かのお役に立てることがあれば、私にできることであれば微力でもお役に立ちたい。
自分のココロが欲することが後回し
そうしているうちに、段々と仕事や生活に関係のない「自分のココロ」が欲することを後回しにして諦めていたんです。
ココロが欲することって大したことではありません。例えば
・今日のランチはお気に入りのパン屋さんのクロワッサンが食べたい
・仕事とは関係のない本を読みたい
・何の目的もなくぼ~っと散歩したい
などの小さな願望。それすらも他の「やるべきこと」の波にのまれて、ついつい・・・
「時間がないから家にある素麺でいっか。すぐに茹で上がるし安上がりだし」(笑)
と妥協してしまう。
ココロがいじけてしまう
そしてその小さな妥協が積み重なり、段々と
・どうせ願っても叶えてもらえないんでしょ?
・私は大した存在ではないのでは?
と無意識にココロがいじけていく。そして挙句の果てには不機嫌になってしまい、家族や周りの人にあたってしまう・・・。自分がなぜイライラしているのかもわからずに。
さらに怖いのは、段々とやりたいことや欲しい物を願うことすら諦めてしまうこと。願っても聞いてもらえないのでは?とココロが勝手にそれらを制限してしまう。なぜなら期待しても応えられたなかったら悲しいから。
すると少しずつ自己肯定感が低くなっていくんですよね。小さな小さな自分の願望を諦めることなんて、大したことないと思っていたのに。
自分との約束
ある時そんな自分がイヤになり、少しずつ小さな「自分との約束」を叶えるようにしていく決意をしたんです。
自分がやりたいことや欲しい物を諦めずに、ココロの声に耳を傾ける習慣をつけていきました。きちんと欲したことを叶えるよ、という「自分との約束」を守るために、大きな願望は小さなものに分解し、少しずつ叶えていくよう工夫もして。
まずは「願ったことは叶うんだ」ということを潜在意識にインプットし、自分自身をご機嫌にするようにしていったのです。
小さな約束でも達成できると、脳は「約束を守れた!達成できた!私は素晴らしい存在なんだ」と感じるようになります。
脳は主語を認識しない、と言います。ですから小さなことでも大きなことでも「できた!」「叶えられた!」と認識するのです。これは行動目標においても同じ。
最初は小さな約束や行動でも、気づくと「やろうと思ったことは必ずできる!」と思えるようになり、フットワークも軽くなっていく。それらの変化がありました。
色々と我慢をしてしまいがちな現状の中でも、できることを探して叶えていきたいと思っています。
さて、あなたはあなた自身とどんな約束をしますか?
(編集委員TT)